野のゆりの理念

一般社団法人 野のゆり
すとうファミリーホーム
(小規模住居型児童養育事業)
For ゆう
(共同生活援助事業)
基本理念
私たちは児童福祉・障害者総合支援に基づいた法を遵守し、人を愛する気持ちをもって互いの弱さを尊重しながら、児童・障害者の尊厳と権利を大切にして社会参加を助け地域社会の一員として日常を送れる、安心で安全な居場所となるような支援に努めます。

運営方針
- 互いの弱さを尊重し、楽しい生活の拠点となる環境づくりを目指す。
- 能力に応じた自立を促し、自主的に生活出来るように支援する。
- 地域での福祉サービスの充実を図り、地域と共存する施設を目指す。
- 職員は相手を理解する努力と相手を思いやる心と態度を大切にして創意、工夫、知識、技術の探求をする。
- 職員は安全管理、衛生管理を充実させ、働きやすい環境づくりに努める。
- 法人は健全な経営に努め、経営基盤の安定化を図ります。

法人の目的とすること
一般社団法人野のゆりは、養育里親から巣立つ里子たちの自立を支援することを目的に設立された経緯があります。里子がホームレス状態に陥ったことが直接のきっかけとなり、社会的養護出身者を支援したいと、中古住宅を購入し「シェアハウスFor ゆう」を開設しました。しかし「24時間見守りがありますか」「食事は出ますか」と問い合わせがあり、個人で出来ることの難しさを感じる中、「障がい者グループの方がニーズに合っています。For ゆうを共同生活援助事業所にしませんか」と進言を受けて開設する事になりました。
すとうファミリーホームでは軽度の障害を持つ子が、一般就労が決まっても入居できるグループホームがありませんでした。就労支援事業所と一体型のグループホームが多く、軽度の障害者、一般就労者は受け入れ先が少ないことに起因するものでした。
当法人は自由に日中活動が選べる、区分にかかわらず受け入れることを目的に開設しました。

- 社会的養護の子供たちも障がいを持った人も自分自身を好きになって、自分の役割を見つけられるように支援をすること。
- 障がい者、困難を抱えている人たちが、日中の活動場所を自分に合った作業、仕事を選択して、より積極的に社会参加ができ、就労継続につながるよう支援をしていくこと。
- すとうファミリーホーム、障がい者グループホームFor ゆう(Fou ゆう・You どえる・Beo かみはた)が心地よい居場所になるようにすること。

一人一人の存在を大切にする
法人であり続けたい
一般社団法人 野のゆり
代表理事 須藤九二子
法人史
2013年4月 須藤ファミリーホーム開設
2019年9月 シェアハウス「Forゆう」開設
2019年12月 一般社団法人 野のゆり設立
2020年1月 すとうファミリーホーム(法人傘下移行)
2021年4月 障がい者グループホーム For ゆう開設
2022年4月 障がい者グループホームYouどえる増設
2023年11月 中退共加入
2025年4月 障がい者グループホーム Beo 上畑増設